日経は埼玉県の「アニメの県」としての売り出し方を評価してるのかな(H251027日経新聞春秋から)

日経は埼玉県の「アニメの県」としての売り出し方を評価してるのかな(H251027日経新聞春秋から)

日本経済新聞 H251027朝刊のコラム「春秋」です。この内容を読むと、埼玉県が進めている「アニメの県」としての売り出し方を評価しているということでしょうか。

以下 日本経済新聞 H251027朝刊より 春秋

 「エースをねらえ!」「クレヨンしんちゃん」「ルパン三世」「らき☆すた」。これら人気の高い漫画やアニメの共通点は何か。ヒントは地名。主人公や主要な人物が住んでいたり、物語の主舞台となったり。何らかの形で、すべての作品に「埼玉県」が登場するのだ。

▼郊外に住む作家が描き、やはり郊外の若者が楽しむ。そうした現代文化ならではの消費事情も背景にありそうだ。ともあれ、いま、舞台となった県内のごく普通の街に、全国からファンが訪れるという現象が広がっている。ある作品の舞台になった神社では、正月三が日の初詣客がアニメ放映前に比べ5倍に増えたそうだ。

▼作品の舞台を訪れる行為をファンは「聖地巡礼」と呼ぶ。本来は宗教の聖地を訪れる旅を指す言葉だ。社会学者の鈴木謙介氏は近著「ウェブ社会のゆくえ」で両者の類似を指摘する。大勢の人が訪れ、普通の街が特別な場所になる。店が並び、地元民とよそ者が交流する。やがて地域が独自の魅力を獲得するというわけだ。

▼先日、埼玉県自ら「アニ玉祭」なる催しを開き、雨の中で6万人を集めた。作品ゆかりの街々の紹介に声優ショー、仮装、アニメ絵で飾った愛車コンテストなどなど。全国から人を呼べる史跡や名勝に乏しいとの危機感が「アニメの県」との売り出し方を生んだ。伝統がないなら自分たちで作ろう。そんな心意気も感じる。


おたぽるOTAPOL に載った以下の記事も参考になるでしょうか
アニ玉祭で“勝ち負け”が明らかに!? 聖地巡礼による“町おこし”で大切なこと
http://otapol.jp/2013/10/post-86.html
(これは1つの重要な視点かと:ブログ作成者)
「うちは、地域振興アニメはつくりたくない。作品の中にそれとなく登場してファンが行きたくなるような出し方をしたい」というものだった。その結果、登場人物が買い物をするシーンで、埼玉県のゆるキャラである「コバトン」がしれっと描かれることになったのである。マンガ・アニメなどのコンテンツを用いた地域振興が成功するために必要なのは、まさにこの部分だ。あまりに押しつけがましく、名所を登場させたり、地域の特産品をアピールしたりすれば、かえってユーザーは離れてしまう。ユーザーに宝探しをしてもらう感覚こそが聖地巡礼を成功させる重要な要素なのだ。

履歴
2013年10月28日 作成

by fureshima2223 | 2013-10-28 10:06 | 徒然なるままに | Trackback | Comments(0)
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舞台探訪と地域紹介、主な内容は富山県・石川県・長野県と小諸市飯能市郡山市の舞台ですが、他の地域にも出かけるかもしれません。


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