岳鉄支援、方向性は 迫られる将来判断 富士新市長(静岡新聞H251223から)

岳鉄支援、方向性は 迫られる将来判断 富士新市長(静岡新聞H251223から)

富士市の新市長が決まり、岳南電車への公的支援について、その方向性と鉄道がなくなった場合の公共交通のあり方についてどう考えるのか、市と岳南電車の決断と対応が試される時点まで来てしまったようです。今まで、乗って残そうで残った鉄道はなかったと思うし、上下分離してまで必要と考えるかどうかは、行政当局を含めた地域の考え方と存続への動きが鍵を握っていると思います。日立電鉄になるのか、ひたちなか海浜鉄道になるのか、あらためて当事者と地域に何が問われているのか考えさせられます。

アニメでまちおこしをされる方にも読んでほしい「ローカル線はなぜ活性化しないか?」でメイドトレインの中のひと@spkgo さんが TwitLongerにのせている「【シリーズ】ローカル線はなぜ活性化しないのか」をリスト化してみました。まちおこしを行なう際にも参考になる内容がたくさん含まれていると思いましたので、ブログに載せてみようと思いました。この内容も一つの参考になるのではないかと思います。

以下 静岡新聞 2013.12.23 より転載させていただきます。

岳鉄支援、方向性は 迫られる将来判断 富士新市長 (2013/12/23 08:16)
 
 22日に投開票が行われた富士市長選で勝利した小長井義正氏(58)には就任早々、存廃に揺れる岳南電車(愛称・岳鉄)に対する公的支援の今後の方向性についての判断が待ち受ける。公共交通の維持と膨大な補助金のバランスをどう取るか―。市の公共交通の将来像に深く関わる新市長の判断に、市民の関心は高い。

公的支援の方向性が注目される岳南電車。新市長は就任早々、判断を迫られる=15日午後、富士市
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 貨物輸送の終了や利用低迷で経営難に陥った岳鉄。2012年度に始まった年間6500万円の公的支援は、15年度以降の継続の判断期限が来年3月末に迫るが、黒字化には12年度実績で52%の収入増が必要で依然として厳しい状況が続く。

 存続を願う市民グループ「岳鉄イカシ隊」の神田隆文会長(57)は11年度以降の利用者微増を「市民意識が高まっている表れ」と指摘する。学生でつくる「岳鉄レンジャー」の深沢佑介隊長(19)は「車内イベントを通じて住民交流の場にもなっている」と訴える。

 「岳鉄は貴重な観光資源」と力説するのは岳鉄サポーターズクラブの鷲見隆秀会長(45)。沿線の工場夜景と組み合わせたツアー開催などを提案する。

 一方、静岡新聞社が16〜21日に行った期日前投票所出口調査(回答1159人)では、補助金継続について「ずっと続けるのは不可能」(70代女性)、「乗車賃が高過ぎて乗らない」(50代女性)など否定的な声もあった。

 小長井氏は選挙戦で、観光面での活用も視野に継続方針を示している。ただ、バス高速輸送システム(BRT)の検討などにも言及し、動向が注目される。

以上 静岡新聞 2013.12.23 より転載させていただきます。


履歴
2013年12月24日 作成

by fureshima2223 | 2013-12-24 09:30 | 徒然なるままに | Trackback(2) | Comments(0)
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舞台探訪と地域紹介、主な内容は富山県・石川県・長野県と小諸市飯能市郡山市の舞台ですが、他の地域にも出かけるかもしれません。


by fureshima2223
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